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「ストレスに強くなる」
~ストレス耐性を高めるためには~

ストレスを受けやすい人と そうでない人

日々の生活でストレスを感じずに過ごしている方は少なく、多くの方がストレスを抱えながら日常生活を送っています。ストレスとは、心身にかかる負担のことをいいます。適度なストレスは人生の活力などにもなりますが、負担が大きすぎると心身ともに不安定になります。働き世代の年齢では職場内での上司、同僚との人間関係の不和やハラスメントによるもの、業務負担の増加などからストレスを感じることがあるでしょう。また、責任の重い仕事で成果を求められたり、時には苦手な上司と一緒に仕事をせざるをえなかったり、理不尽に責任を押し付けられたりなどでストレスを感じた経験がある方も多いでしょう。では苦境や逆境などは誰にでも訪れますが、そうした時に、それを乗り切れる方と、そうでない方といるのはなぜでしょうか。ある人にとってはストレスを感じることも、他の人にとってはストレスとならないこともあります。ストレスを受けやすい人はストレス耐性が低いから?なのでしょうか。実は一言でストレス耐性といってもそれを構成している要素にはさまざまなものがあるとされています。

ストレス耐性とは

ストレス耐性には、それを構成するいくつかの要素があるとされ、次に示した要素が組み合わさって、個人のストレス耐性が決まるとされています。ストレス耐性は、日常生活や仕事、対人関係において逆境や困難などが生じた際に、とても大切な役割を果たします。自分自身のストレス耐性を把握し、理解することで、より健全でバランスの取れた生活をおくることができます。

「ストレスを感じる力」

この力が強いとストレスを感じやすくなります。ストレスに気付くことも多くなります。

「ストレスを受け流す力」

ストレスを深刻に捉えることなく、うまく受け流す力のことです。ストレスによる影響を軽減させます。

「ストレスを対処する力」

逆境や困難などのストレスの中にいるときに、自らその状況を把握し対処する力です。

「ストレスを転換する力」

ストレスを受けたときに、そのストレスを良い方向に捉えなおして解釈する能力です。

「ストレスの経験、ストレスの許容」

ストレスそのものを経験することもストレス耐性に関わります。ストレスをどれだけ許容できるかもひとつの要素です。

ストレス耐性を高めるためには

それではストレス耐性を高めるためにはどのようなことに気を付ければいいでしょうか。「ストレスを理解する」、「ストレスを受け流す」、「ストレスをポジティブなものに変える」、「集中力を高め、自分のペースを保つ」などがあげられます。

ストレスを理解する

はじめに、ご本人にとってストレスはなにかを理解することが大切です。この時に気を付けて頂きたいことがあります。ストレスを理解する過程で、嫌な感情や、否定的な考えが浮かぶことも多いでしょう。もしそのような感情や考えが強まるようなら、ストレスの理解はひとまず先送りにしてください。そのような状態でなければ、まずは理解を進めていきましょう。

ストレスを感じやすい状況やストレスとなる物事、ストレスになりやすい人間関係、ストレスを感じやすい時の体調の変化、ストレスを受けた時のご本人の感情の変化など、どういう時にどのようなストレスがあるかを認識することを始めてください。ストレスの原因やその程度を把握せずに、ストレス耐性を高めることは難しいからです。ストレスを感じやすい方は、他者からの言葉や行動に敏感で、ストレスをためやすい傾向がありますが、一方で良い点もあります。他者の感情の変化に気づきやすい方が多く、周囲の人間関係をより適切に把握できる方が多いです。ですので、ストレスを感じやすいからと過度に悲観的になる必要はありません。ご自身にあった対処法を考えていけば良いのです。その上でストレスを感じやすい方は、まずご本人にとってのストレスはなにか?を理解することが大切です。ストレスの原因が分かれば、適切な対処法を見つけやすくなります。

ストレスを感じる状況を振り返り、その原因を整理することが有効になります。実際にストレスを感じたときに、その原因やその時の感情、その結果どうなったか、などを簡単にメモすることも効果的です。ストレスがかかると、その時の状況を冷静に認識することや判断することが難しくなるとされています。これにより、その認識や判断に偏りが生じることがあります。その結果、ご本人が感じた感情や、とった行動は適切なものだったのでしょうか。まずはメモをとり、冷静になってからストレス時の状況を振り返り、認識や判断の偏りに気づくこともストレス耐性を高めるための第一歩となります。

ストレスを受け流す

ストレスを深刻に捉えることなく、うまく受け流す力がある方は、物事を割り切るのが得意で、ストレスの影響を受けにくい傾向にあります。たとえば、仕事で理不尽なことや嫌なことがあっても、「仕事はそういうものだから」と簡単に割り切ることができたりします。このように物事を割り切ることが得意で、ストレスの原因を深刻に捉えなくて済む人は、ストレスに対して耐性を持っています。しかし、真面目で責任感の強い方や、完璧主義の方は、ストレスの原因を深刻に受け止めやすく、ストレスを受け流すことができず、ストレスによる影響が強く出ることがあります。ストレスを受け流す力は、ストレスを感じやすいかどうかや、細かいことにこだわるかという個人の性格や素質にも左右されます。また、心身共に健康で余裕があり、こころが安定している状態であれば、本来の判断力や決断力を発揮できるため、物事をしっかりと考えて割り切ることができやすく、ストレスを受け流しやすいとされています。逆に、気分が落ち込んでいたり、不安が強かったりする場合は、上手くストレスを受け流すことができなくなります。ストレスを感じやすい場面や状況を理解し、ある程度割り切り、受け流すことで、ストレス耐性を向上させることができます。これにより、ストレスの影響を最小限に抑ええることができるようになります。

ストレスをポジティブなものに変える

ポジティブな思考が習慣になっている人は、ストレス耐性が高い特徴があります。たとえば試験で思うような結果が出なくても「これも経験だ、次に生かそう」と前向きに捉えることで、ストレスを軽減できます。大きな失敗をした場合でもストレスを切り替える力を持つ人はその失敗を前向きに解釈します。「多くの学びや気付きを得られた貴重な経験だった」と良いものに考え直すことができるのです。ストレスを感じるような苦い結果となっても、ポジティブに捉える力を持つことで、悪い結果や失敗も成長の糧とすることがでます。ストレスを良いものに捉えることができれば、困難な状況でも冷静に対処し、失敗から学び、成長することができます。一方で、ネガティブな思考を持つ人は、不利な状況に陥ったときに前向きに考えることができず、その後にチャレンジできなくなったり、更なるミスを招くこともあります。その結果として否定的な思考から抜け出しにくくなります。しかし、ポジティブな考えが習慣化している人は、同じ状況でもこれをチャンスとみなすことができます。嫌な出来事や失敗があっても、後ろ向きな思考にとらわれず、結果としてストレスを感じにくくなります。ストレスの原因をポジティブに考える能力を育むことが、ストレスの転換に焦点を当てたストレス耐性の強化になります。まずは日々の生活でできる小さなことから前向きな思考を持つようにすると良いでしょう。たとえば、周囲に感謝の気持ちを持つことや、良い未来を想像すること、ご本人のこれまでの取り組みを信じることなど、どんなに小さなことでも、ポジティブな側面を見つけることで、次第に前向きな思考が定着して、結果としてストレスの軽減につながります。

集中力を高め、自分のペースを保つ

ストレス耐性が高い人は、高い集中力を持っています。集中力が高いと、余計なことを気にせず仕事に専念でき、高い生産性を維持できます。ストレスを感じる状況下でも、集中力が高ければ業務に力を注ぐことができ、業務負担がストレスの原因であれば、これを効率的に処理することができます。結果として、ストレスにさらされる時間が短くなります。集中力を維持するためにも、ストレスをマネージメントすることは大切です。

また、ストレス耐性が高い人は、常に自分のペースを保ちながら仕事に取り組みます。感情に左右されることなく、自分なりのやり方で物事を進めることができます。一方で、自分のペースが保てず主体性がない人は周囲に影響され、他人の意見に流されやすく、結果的にストレスを感じやすくなります。マイペースな人は周囲の期待や圧力に左右されずに行動し、不測の事態にも冷静に対処できます。マイペースで冷静でいられる方は自己認識力や自己洞察力が高く、自分の限界や得意不得意を理解しており、それに基づいて行動を選択します。ストレスフルな状況下でも自分のペースを維持し、柔軟に対応することができます。

「ストレスに強くなる」まとめ

日々の生活でストレスを感じずに過ごしている方は少なく、多くの方がストレスを抱えながら日常生活を送っています。苦境や逆境などは誰にでも訪れますが、そうした時に、それを乗り切れる方と、そうでない方といるのはストレスへの耐性の違いがあるとされています。ストレス耐性を構成している要素は様々なものがあります。ストレスに強くなるために、まずはご自身のストレスを理解し、ストレスをうまく受け流すことや、ストレスをポジティブはものに切り替えることを試してみてはいかがでしょう。また、集中力を高めたり自分のペースを保つことなども効果的です。

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